事業内容

宇野千代顕彰会は、主に以下の活動を行っています。

  • ■ 薄桜忌
  • ■ もみじ茶会
  • ■ その他の活動

薄桜忌はくおうき

宇野千代の墓
薄桜忌の様子(提供:山口新聞)

1996(平成 8)年九十八歳で亡くなられた宇野千代を偲ぶ行事です。毎年命日の 6 月 10 日に、岩国市川西の教蓮寺に集って法要を執り行っています。一般の方を含め毎年多くの参列者が 宇野千代との思い出に浸り、顕彰の心を新たにしています。薄桜忌の名前は、千代が愛していた「薄墨桜」から名付けられました。 平成9年の一周忌、今まさに納骨の時、継承者藤江淳子さんの抱える骨壺に一匹の白い蝶がとまりました。みんなにありがとう、さようならを告げるかのように。それから毎年薄桜忌には白い蝶が必ず現れ、お墓の周りを飛んで、どこかに消えていくのです。不思議ですね。 法要の後、墓前で宇野千代の愛唱歌「桜井の訣別(青葉茂れる)」を皆で歌います。

没後27年薄桜忌

2023(令和5)年6月10日教蓮寺にて宇野千代没後27年の薄桜忌が行われました。当日は天気も良く、宇野千代内外のファンと一緒に没後27年の日々に思いを馳せました。

クリックすると拡大します

もみじ茶会

宇野千代の生家
                   

宇野千代は1897(明治 30)年11月28日、川西で生まれました。離れて久しかったその生家を1973~74(昭和 48~49)年に修復し、建物は2007(平成 19)年登録有形 文化財になりました。現在岩国市が所有し、NPO法人宇野千代生家が管理運営しています。 京都の厭離庵に習って庭一面に植えた紅葉が育ち秋には美しく色づきます。亡くなられた 年の秋から、お誕生月の11月に、「宇野千代生誕○○○年もみじ茶会」と称して、お茶会 を開催しております。初回は市民有志、二回目からは宇野千代顕彰会がこの生家をお借りし てもみじ茶会を主催しています。コロナ禍のため、令和2・3年は残念ながら中止致しまし たが、令和4年に再開しました。茶会を通し、宇野千代の業績と文化の発信、宇野千代生家 の活用支援を目指しています。

生誕125年もみじ茶会

2022(令和4)年11月19日宇野千代生家にて、3年ぶりにもみじ茶会が開催されました。今年は新しい試みのお琴の演奏が、場を華やかに盛り上げました。また短歌と俳句の応募箱の設置も好評でした。

クリックすると拡大します

その他の活動

市民活動カフェへの参加

フジグラン岩国6階で開催。顕彰会は会員手造りの桜マドレーヌ、生家オリジナルグッズ、 遊休品の販売を通して、市民および他団体のみなさんと楽しく交流しました。